補修高欄

現在の設置基準を満たし低コストで施工できる補修高欄について。

あなたの街の防護柵は大丈夫ですか?

日本全国に現在、14万橋の橋梁があります。
そのうちの約半数は昭和61年に改定された現在の防護柵設置基準改定以前に造られた橋梁です。
皆さんの街で普段の生活に欠かせない橋の防護柵の安全は確認されているでしょうか?
安全を最優先した現在の設置基準を満たし、かつ、橋梁の架け替えに比べ低コストで施工できる橋梁リニューアルを、弊社でご提案いたします。

景観製品シリーズの強み

  1. 鉄・鋳物・アルミ・ステンレスなど材質を問わず製造が可能
  2. 地元のニーズや個別の要望に応じた製品の提案およびデザイン力
  3. 少量・多品種や短納期の要望に対する対応力
  4. 機能性や安全性を十分に満たした品質管理能力

既設防護柵の適合・不適合の判断

基準を満たしていない

写真:ブロックアウト構造になっていない旧基準の防護柵
写真:新基準の防護柵
写真:強度規格を満たしていない旧基準の防護柵
写真:新基準の防護柵
イラスト:構造、強度が旧基準でブロックアウト構造になっていない。
イラスト:新基準に準拠、リクエストリメイク高欄

高さが不足している

イラスト:高欄の高さが低く、転落の危険があります
イラスト:既存高欄に手すりを取り付けることで、経済的に安全な高さを確保できます。

歩車道境界に車両用防護柵は設置されていない為、危険度が高い

写真:歩車道境界の車両用防護柵
イラスト:歩車道境界部に防護柵を設置するイメージ

橋長200m以上の橋梁・線形条件が悪い橋梁・気象条件が悪くスリップ等が起き易い可能性がある橋梁では、歩道に歩行者自転車用の防護柵は設置されているが歩車道境界に車両用防護柵を設置する事が、望ましいです。

鉄筋回避型 補修用高欄 OK-Wタイプ

OK-W 鉄筋回避型 補修用防護柵は、高さの基準・強度基準・構造上の規格が、現行の防護柵設置基準に、準拠していない防護柵や電蝕や腐食による強度低下が懸念される老朽化した防護柵の取替え用として開発されました。
さらに、OK-Wタイプ防護柵は、あと施工アンカーの設置時に起き得る鉄筋切断の回避を出来るだけでなく工期の短縮にもなります。

標準タイプの図
OK-Wタイプの図
イラスト:OK-Wタイプのベース。

標準タイプは、支柱の前後(横断方向)に移動できるが、あと施工アンカーの場合鉄筋が干渉する場合があります。
OK-Wタイプのベースは橋軸方向に、アンカーボトルを移動させる事が出来、鉄筋が干渉した場合、別の場所の打ち返ることが出来ます。

リクエストリメイク高欄

高さ

高さは、標準的なタイプだけでなく、規格を満たす為に様々な柵高にて御提案いたします。(特注サイズは別途御見積)

イラスト:高欄の高さパターン
イラスト:高欄の高さパターン
イラスト:高欄の高さパターン

地覆幅

地覆幅が狭い橋梁でも、ブロックアウト量が確保出来る様に、ショートベースをご用意いたしました。

イメージ:狭い地覆に設置
イメージ:広い地覆に設置

ワイドベース穴

ワイドベースの穴は、鉄筋切断を回避する為に、様々な形状に加工する事が出来ます。(別途見積り)

ワイドベース穴の図
ワイドベース穴の図

アンカーボルト

アンカーボルト、最適な埋め込み深さに応じたボルトをご提案いたします。アンカーボトルのセット手間を軽減いたします。