橋梁の耐震補強を強化する落橋防止装置
橋梁の落橋防止装置や変位制限装置の鋼構造物(ブラケット等)、
補強用鋼板などを製作しております。
JIS規格に基づく高品質な製造と厳格な品質管理により、
長期にわたる耐久性と安全性を確保。
橋梁の構造を強化し、地震時の被害を最小限に抑える設計で、
あらゆる環境に対応します。
落橋防止装置
橋梁耐震補強工事で施工する落橋防止装置(鋼製ブラケット等)を、施工管理基準を元に製作いたします。
下部工ブラケット
下部工架台
ダンパー:ブラケット
連結ケーブル:ブラケット
連結ケーブル:ブラケット
製作及び検査に使用する図面は、発注者の承諾を受けた設計図とする。設計図に明記なき事項の適用基準類は、下記の図書とする。
- 日本工業規格 (JIS)
- 道路橋示法書・同解説
- 土木工事施工管理基準
ISO9001 取得済
※弊社工場 株式会社ダイチュウ
登録範囲:鋼構造物の製造を含む
製作フロー
工程 | 作業(検査)概要 | 日数 | |
---|---|---|---|
工程区分 | 工程の流れ | ||
計画 | 現場実測図面 | ・現場実測のデーターを確認する。 | 穴位置確定図面入手後、 約2週間 |
承認図 作成 | ・実測データーに基づき承認図の作成 | ||
製作図 作成 | ・実測データーを部品図に展開する。 | ||
準備工 | 材料手配 | ・製作図に準じ、材料を手配する。 | 約2週間 (特殊部材除く) |
加工・ 溶接工程 | 切断 | ・製作図に基づき切断する。 | 約1.5〜2ヵ月 |
加工 | ・加工寸法に準じた孔明け加工 | ||
一次溶接(仮付) | ・製作図に基づき部材組立・仮溶接 | ||
予熱管理 | ・予熱基準に準じ管理 | ||
二次溶接(本付) | ・製作図に基づき溶接する。 | ||
歪修正 | ・歪修正 | ||
溶接検査 | ・超音波探傷検査(UT)※自主検査 ・浸透傷検査(PT)※自主検査 ・脚長ゲージ測定 ※自主検査 ・目視・外観検査 ※自主検査 | ||
寸法検査 | ・寸法検査 ・目視・外観検査 | ||
立会検査 | ・超音波探傷検査(UT)及び寸法・外観検査 | ||
防錆処理 | めっき工程 | めっき:約1〜1.5週間 塗装(C-5系):約2週間 | |
塗装工程 | |||
検査 | ・膜厚管理・めっき証明(付着量) | ||
出荷 | 出荷準備 | ・メッキ・塗装 外観確認 ・梱包 | 1〜3日 |
出荷 |
- 立会確認の頻度等は事前に打ち合わせ、協議するものとします。
主な使用鋼材
主な使用鋼材については、指定なき場合JIS規格品とし下表の示す通りです。
鋼材メーカーつきましては受注後、在庫状況確認を行い各使用鋼材メーカーのご報告をさせて頂きます。
材質 | 規格 | |
---|---|---|
SS400 | JIS G 3101 | 一般構造用圧延鋼材 |
SM400A | JIS G 3106 | 溶接構造用圧延鋼材 |
SM490A | JIS G 3106 | 溶接構造用圧延鋼材 |
SM490YB | JIS G 3106 | 溶接構造用圧延鋼材 |
SM520C | JIS G 3106 | 溶接構造用圧延鋼材 |
SM520C-H | JIS G 3106 | 溶接構造用圧延鋼材 |